都内にローコストハウスメーカーで注文住宅を建てた人のブログ

東京都内(23区城西エリア)で注文住宅を建てた会社員。土地探し1年弱の末、ローコストハウスメーカーで建設。2022年9月引越し。妻、長男、長女の4人暮らし。

基礎工事 - 鉄筋組み、配筋検査、コンクリート打設

こんにちは。

5/9に着工後の最初の週末の5/15に現地を確認してきました。既に基礎の床部分の鉄筋が組まれていました。

周りに枠が設置され、この枠内にコンクリートが流し込まれます。鉄筋が入ることで強度が増すということですね。

鉄筋は格子上に組まれているのですが、鉄筋と鉄筋の間隔や鉄筋の太さは細かく決まっています。また、鉄筋と地面や壁との距離も細かく決まっています。あまりに鉄筋がコンクリートの中心から外れていると、強度が落ちてしまうからです。

鉄筋の下は地面ですが、盛り上がった場所とそうでない場所があり、盛り上がった場所には防湿シートが張られ、地面からの湿気が上がってくるのが防がれるようになっています。そうでない場所にはコンクリートが敷き詰められています。これを捨てコンといいます。

今回現場を見て気になった点を現場監督に確認しました。確認内容(→以下が現場監督の回答)は以下の通りです。

  1. 破れている防湿シートはコンクリート打設前に補修されるのか?
    →補修する
  2. 防湿シートが鉄筋に引っ掛かって破れているように見える。鉄筋と地面が近過ぎる(=コンクリートの強度に影響が出る)のではないか?
    →補修する
  3. 接道分のコンクリートが欠けているが、工事車両の出入りで生じたものか?
    →恐らく工事車両が原因で欠けてしまった。ハウスメーカー側で修理費用を負担する。
  4. コンクリート打設のスケジュールは天気に応じて変更するのか?
    →多少の雨であれば施工する。

2日後の5/17に配筋検査が行われ、設置された鉄筋を外部機関がチェック。問題ないことを確認のうえ、翌18日に床部分のコンクリートが打設されました。

まず平面の床のコンクリートが打設され、その後「立ち上がり」という床から垂直の形でコンクリートが打設されます。


主にYouTubeを見て勉強していて気付いたのは、

コンクリート打設のペースが速い

ということです。

YouTubeで学習した情報によると、

  1. 雨天時のコンクリート打設はしない方がいい
  2. 床のコンクリート打設から次の作業までに最低中1日は空けた方がいい。天気が悪い場合や気温が低い場合、もっと間を空けた方がいい。
  3. 立ち上がりのコンクリート打設から型を外すまでに最低5日は養生期間を取った方がよい

ということでした。

我が家の場合、コンクリートの打設は、床も立ち上がりも晴れの日に行われたので1点目はクリア。

床のコンクリート打設が18日、立ち上がりのコンクリート打設のための型版が設置されたのが19日、立ち上がりのコンクリート打設が20日でした。床のコンクリート打設の翌日に次の作業をしているので2点目はアウト。

立ち上がりのコンクリート打設が20日、基礎工事完成とされている25日まで養生するとしても中4日なので3点目もアウトです。

ローコストなので現場監督に聞いても「問題ないです」と言われるだけだろうな。。

そこそこのハウスメーカーなので、極端な事はしないと思いますが、細かい工程は施主は口出しできないので、作業後に細かく現地を見て、問題があれば指摘して補修させるしかないですね。


↓基礎工事のスケジュール🗓

5/17 配筋検査

5/18 床のコンクリートを打設

5/19 立ち上がりコンクリートのための型版を設置

5/20 立ち上がりコンクリートを打設

5/21 立ち上がりコンクリート打設の翌日