都内にローコストハウスメーカーで注文住宅を建てた人のブログ

東京都内(23区城西エリア)で注文住宅を建てた会社員。土地探し1年弱の末、ローコストハウスメーカーで建設。2022年9月引越し。妻、長男、長女の4人暮らし。

土地の除草:注文住宅着工前の草むしり・草刈り

こんにちは。

昨日着工金をハウスメーカーに支払い、週明け9日からいよいよ着工です。

土地探しから始まり、これまで色々ありましたが、何とか着工までこぎ着けました。これからも引き渡しまで色々あると覚悟していますが、楽しみになってきました。

 

そんな中、我が家は着工前に済ませる必要のある課題に直面していました。土地の除草です。

 

土地を購入したのは冬でした。それから数カ月間、何度か現地を見てきたのですが、雑草はほとんど生えていませんでした。そのまま4月に入り地鎮祭の日を迎え、現地に向かうと、大変なことになっていました・・・!!

雑草だらけです。ボーボーです。地鎮祭はこの雑草に囲まれながら行われました笑

普通は地鎮祭のときまでにある程度除草しておくものですが、ハウスメーカーの担当者も当日まで現地を見ておらず、雑草だらけの状態を把握していなかったようでした。

地鎮祭の後、ハウスメーカーから「着工までの1カ月の間に除草しておいて下さい」と言われました。「ハウスメーカー側で除草することもできるが、その場合取り除いた雑草が産業廃棄物扱いとなってしまい、莫大な処分料がかかってしまう。」というのがハウスメーカー側の言い分でした。正直、このタイミングで行ってくるハウスメーカー側にイラっとしましたが、どうしようもないので、自分たちで何とかするしかありません。

 

土地の除草は本来誰がすべきか

そもそも、土地の除草は誰がすべきなのか。

土地によっては、不動産会社が土地に防草シートを張っておいてくれたり、ハウスメーカーがサービスで除草をしてくれる場合もあるようですが、原則は土地の所有者です。

ダメもとで土地を仲介した不動産会社に連絡してみましたが、断られてしまいました。

 

検討事項1 除草するのは誰か

(1)自分でやる

(2)他人に頼む

最初は「所詮草抜き出し、自分たちでやるか・・・」と奥さんと話していましたが、(1)自分でやった場合のメリットとデメリットを整理するとこんな感じかと思います。

 

メリット・・・お金がかからない

デメリット・・・道具を揃える必要がある、自宅から現地までの移動が大変、手間がかかる、作業日当日に雨だったら大変、取り除いた雑草の処分が大変

 

自宅から現地まで約1時間かかりますし、草抜きの道具は持っていません。作業自体は数時間はかかりますが、小さな子供もいるため正直現実的ではなく、(2)他人に頼むことにしました。

また、暖かくなってきたので、数週間で新たな雑草が生えてくることが想定されるので、除草は着工直前に行う必要がありました。一方で、着工日直前で雨が続いてしまうと、雨の中の除草を余儀なくされることになり、リスクが大きいと考えました。

反対に、建築現場が自宅のすぐ近くで、草抜きの道具も揃っているような場合は、自分で処理するのでもいいと思います。

除草業者はくらしのマーケットで探しました。

 

検討事項2 誰に頼むか

(1)くらしのマーケット

(2)(1)で出てくる業者以外の業者

(3)シルバー人材センター

(1)くらしのマーケットは、除草に限らず暮らしに関する幅広いサービスを行ってくれる業者をネットで検索して予約できるサービスです。私はエアコンクリーニングで使ったことがあり、値段も格安でサービスも良かったので結構気に入っています。今回の除草でも何社かで比較検討して、一番安く対応してくれた業者さんにお願いしました。

その業者さんは元々4,000円/10㎡だったのですが、私が事前に除草剤を撒いて雑草を弱らせていたことを伝えると、40%割引してくれました(ゴミの処理費用込みです)。

(2)くらしのマーケットで検索しなくても、Googleで検索すれば沢山業者は出てきましたが、くらしのマーケットが一番安かったので使いませんでした。

(3)シルバー人材センターとは、各自治体が運営している高齢者の人材プールのことで、依頼すれば、自治体が登録されている人材を派遣してくれるというものです。私はハウスメーカーから教えてもらうまで存在を知りませんでした。除草以外にも暮らし全般で幅広くやってくれるみたいですが、所管する自治体のシルバー人材センターでは、自宅の庭先の草抜き程度を想定していて、更地の除草といった大掛かりな内容は対応できない、ということでした。料金は1時間1人1,540円と格安でした。

 

検討事項3 除草の方法

調べていると、除草には

(1)機械で草の部分を刈り取る

(2)手作業で根っこから引き抜く

の2種類があることが分かりました。

(1)の機械の方が手間がかからないので単価が安く設定されています。情報収集してもどちらがいいのか全く分かりませんでしたが、雑草の根っこが残った状態のままで、後からハウスメーカーから文句を言われるのが嫌だったので、(2)の手作業の方を選びました。

 

こちらが作業直前と直後の写真です。

かなり綺麗になりました。金額としては結構な出費でしたが、相場対比ではかなり安く済みましたし、諸々を考慮すると業者さんに頼んで良かったと思います。

 

ご参考 除草剤について

地鎮祭の直後の段階では、まだ自分たちで除草することを考えていたので、「とりあえず除草剤を撒こう」ということで、平日仕事後にホームセンターで除草剤を買って現地に向かい、除草剤を撒いてきました。

除草剤は「ラウンドアップマックスロードALII」という商品を使いました。着工まで日があまりないことと、小さい子供もいるため持続力が強い除草剤は使いたくないということで、こちらの即効性があり、かつ土壌に除草剤の成分が残らない商品を選びました。口がシャワーになっていて、ふたをあけてそのまま散布することができます。

除草剤を散布するときの注意点は以下の通りです。

  • 除草剤は植物草刈の前に散布する(除草剤は草の葉から浸透するので、草刈をした後に散布しても意味がない)
  • 散布してから2週間程度経たないと効果が出ない
  • 風の強い日は散布を避ける等、除草剤が隣地に飛ばないように注意する
  • 散布してから数日間は雨が降らない方が効果的。少なくとも散布した当日に雨が降るような日は避ける
  • 散布する際は長袖長ズボンで手袋・マスクをする
  • 散布して雑草が枯れても、枯れた雑草を取り除く作業は必要(ただし、枯れた雑草はそうでない雑草よりも引き抜きやすい)