こどもを連れてスマートEXで新幹線に乗る方法:小児用交通系ICカードを使う
先日、夫婦と3歳児、0歳児の計4人で新幹線に乗る機会がありました。
子供が1人の時期は2席分を並びで予約していましたが、子供が2人になると、2席ではちょっと窮屈です。ということで、今回は3人分の並び席を取ることにしました。
そのチケットをスマートEXで取るにあたって調べたことを少し書きたいと思います。
料金
そもそも、新幹線の料金は何歳からかかるのでしょうか。JR東海のホームページによると、料金は「おとな」と「こども」で設定されています。区分と料金は以下の通りです。
- おとな(12歳以上):普通の料金
- こども(6~12歳未満):おとなの料金の半額
- 幼児(1歳~6歳未満):無料
- 乳児(1歳未満):無料
一見、お金がかかるのは6歳以上で、6歳未満は無料と思ってしまいますが、幼児又は乳児用に指定席を使う場合、その席にはこども料金がかかります。無料になるのは自由席の場合です。
例えば、我が家の場合で言うと、指定席3席を「おとな」2名、「幼児」1名、「乳児」1名の計4人で使いますが、この場合、「おとな」2名分と「こども」1名分の料金がかかります。幼児であっても1席使うのであれば、その分の料金は発生するということです。これは飛行機や映画館でも同じ考え方ですね。
参考:JR東海のホームページ
小児用ICカードを作る
我が家では、新幹線はいつもスマートEXで予約し、スマホを改札にタッチして乗車しています。
今回もスマートEXで3人分を予約し、いつものようにICカードの登録をしようとしたところで、子供用のICカードが必要なことに気付きました。
チケットレスで乗車するためには、全ての座席分に対してICカードの指定が必要なので、大人のICカード1枚で2席分を指定するようなことはできません。1人でもICカードの登録がない場合は、全員がチケットを事前に発券する必要があります。
ということで、最寄り駅で小児用ICカードを作ってきました。子供の身分証明書があれば親が1人で窓口に行って作ることができます。
なお、余っている大人用のICカードを子供の席用に登録することも可能ですが、
- 東海道・山陽新幹線のみを利用する場合であること
- 在来線と新幹線を乗り継ぐケースは利用できないこと
には注意が必要です。我が家では余っているカードが無かったことと、この子が大きくなると自分用のカードも必要になるので、今回新たに小児用ICカードを作りました。
実際に乗ってみた
JR東海のHPによると、
なお、新幹線乗換口の自動改札機は通過できませんので、改札口の係員に「幼児」が利用する席を指定した「交通系ICカード」をご提示いただき、処理を受けてください。
とあります。
小さい子供は自分でICカードをかざすことができないので、子供の分は駅員が処理してくれます。私の場合、子供のICカードが処理された後、駅員からレシートのような紙が渡され、その後親と一緒にそのまま改札を通るように言われます。この時、親はいつものように自分のスマホをかざして改札を通過します。
結果、特に問題なく改札を通過し、新幹線に乗ることができました。
チケットの予約がオンラインでできることは当然ですが、紙のチケットを発見せずに乗車できることも大きなメリットです。行楽シーズンで窓口や発券機が混んでいるときに、小さな子供を連れて列に並ぶなんて耐えられません。