都内にローコストハウスメーカーで注文住宅を建てた人のブログ

東京都内(23区城西エリア)で注文住宅を建てた会社員。土地探し1年弱の末、ローコストハウスメーカーで建設。2022年9月引越し。妻、長男、長女の4人暮らし。

都内での土地の探し方 ~地域密着型不動産会社の強み

こんにちは。

前回の記事で、SUUMO経由で世田谷の土地を発見し、買い付けを入れたものの、先を越されてしまった話をしました。

この後も毎日SUUMO、Homes、athomeをパトロールしていましたが、なかなかいい物件はヒットせず。。一方で、現在住んでいる賃貸物件の契約期限である2022年10月までには転居したいと考えており、そこから逆算すると2021年中に土地は決めておく必要がありました。現在の物件に、意味不明な更新料(家賃1か月分)を払って住み続けて、中途半端なタイミングで引っ越しなんて絶対したくありません。

方針変更

焦りが募る2021年10月、夫婦で「年内に見つからなかったら建売しかないか・・・」等と話をしつつ、最後まで可能性を高めることをやろう、ということで、物理的な検索範囲を三鷹市まで広げつつ、我々がターゲットにしていたエリアに強そうな地場系の不動産会社2社にアプローチし、物件の紹介を依頼しました。どちらも「三井のリハウス」や「東急リバブル」のような名の知れた大手ではなく、各地域で10店舗程度で営業している地域密着型の不動産会社です。

地域密着型不動産会社の強み:相場確認

不動産会社の中には「不動産会社はみんなレインズという同じサイトを見ていて、情報量に差はありません。」等という業者がいますが、これは嘘です。地域密着の不動産会社は、大手等にはないルートで物件の情報を先に入手していることがあります。一番多いのが、「相場確認」を通じて情報を入手する場合です。

相場確認とは、ある不動産会社が、土地を売買したり土地を分筆して新たに分譲する場合に、地場の不動産会社に価格の相場を確認するプロセスのことを指します。大手の不動産会社が売り手から土地を預かって販売しようとするときに、その地元のことを一番よく分かっている地場の不動産会社に「この土地に値段を付けるとしたらいくらぐらいか?」と相場を確認するのです。その連絡があったということは、その土地が近い将来に売りに出る可能性が高いということを意味します。

但し、「相場確認があった=必ずその土地が売りに出る」訳ではありませんので、地場の不動産会社はその情報を公開したり、勝手に宣伝してその土地を販売することはできません。が、顧客にはオフレコで情報をくれることがあるのです。

この情報があれば、時間に余裕をもって現地を確認したり調査することができる(但し、まだ公になっていないので、その土地の前をじろじろと眺めることはできません)ので、解禁されたらすぐに買い付けに動けるという訳です。

地域密着型不動産会社の選び方

不動産会社を選ぶ際に重視したのは

  • ネットで検索して上位に出てくること
  • ホームページが充実していること
  • 希望するエリアの店舗網が充実していること
  • 店舗の立地がいいこと、清潔感があること

です。

私はまずネットでキーワード検索を行ってを3-4社に絞り、各社のHPを確認しました。加えて、近所に行ったときに店舗の外観も確認しました。都内のJRの駅の目の前で建物の1階に店舗を構えているような業者は、それだけ高い家賃を賄っているということなので強い業者である可能性が高いです。

進展

このことを知り、SUUMO等のポータルサイトのパトロールに加え、地場系の不動産会社からの情報提供も受けるようになりました。

レインズやSUUMOに載っていない未公開物件も何件か紹介してもらいますが、それでも買い付けまで踏み込める物件はありません。10月が終わり11月に入ります。建売の勉強もしなければ、、と思っていた11月中旬、地域密着型の不動産会社から一本のメールが入り、状況が大きく進展することになります。

 

つづく