都内にローコストハウスメーカーで注文住宅を建てた人のブログ

東京都内(23区城西エリア)で注文住宅を建てた会社員。土地探し1年弱の末、ローコストハウスメーカーで建設。2022年9月引越し。妻、長男、長女の4人暮らし。

施主検査、書類の偽造が判明

9/10に施主検査をしてきました。

施主検査

施主検査は、引き渡し直前に施主が建物の完成具合を確認する作業のことです。検査自体では2.5時間ぐらいかけて問題のある個所にどんどんマスキングテープを貼ってきました。

傷やクロスの境目は普通にあることですが、大きい内容としては

  • 2階のインターホンが付いていない
  • 洗面所の棚がものすごく高い位置に設置されていた。(施主に位置を確認してから設置するという話だったにも関わらず勝手に設置されていた)

という内容がありました。インターホンは無線タイプの物+子機1台に変更させることにしました(もちろん無償)。

それ以外にも色々ありましたが、家が無事完成しそうで良かったです。指摘した事項は来週の引き渡しまでにハウスメーカー側で是正することになっています。

ちょっとした出来事

実は施主検査の日を迎える前に夫婦揃ってハウスメーカーに激怒するというちょっとした出来事がありました。

また例のポンコツ現場監督がやらかしたのがきっかけです。着工以来

  • 意思疎通ができない
  • 現場を監督できていない
  • ミスを隠蔽する

が続きましました。こちらが本人と営業担当に再三改善を申し入れても全く改善せず、最近またふざけた事をやらかしたので現場監督をその上司に交代させました。施主検査はポンコツは出席させず、上司に出席させました。

今回の出来事は、

 

施主:ある事項をこちらから現場監督に質問する

現場監督:施主側で外構業者にどうしたいか確認してほしい、と施主に依頼

施主:外構業者に確認し、確認した内容とともに、何も手を加えずそのままにしてほしい、現場監督に伝える

現場監督:施主の言ったことを無視し、勝手に作業。作業後の写真を施主に送り、他の話とすり替えて誤魔化そうとする

施主:激怒

 

という流れです。

我々が激怒し、これまでの経緯を考えると現場監督の下で適切な管理が行われていたとは考えづらい、と伝えたところ、営業担当がハウスメーカー側で第三者機関を使って検査をしてきたことの証明書をいくつか送ってきました。そのうちの書類の中に、本来現場監督が署名する必要があるにも関わらず、別の人間が現場監督の名で代筆している書類があることが判明しました。私の方から他の書類と筆跡が違うことを指摘し、調査してもらい判明しました。つまり、書類の偽造が行われていたということです。

施主検査の場で上司を詰めましたが、ハウスメーカーの回答は、

  • 現場監督曰く、「その場でペンを持っている人が誰もいなかったため、後で別の人に代筆してもらった」と説明しており、ハウスメーカーはその説明が真実だと考えていること
  • ハウスメーカーは、その証明書はに別の人間が代筆しても構わないと考えている

いう驚きの内容でした。

夫婦で激怒し、向こうもかなり引いてましたが、上司もポンコツに毛が生えた程度の人間で、あまり能力が高そうな人ではなかったので、途中でやめました。

営業は選べても現場監督は選べない、が、、、

営業は選べても現場監督は選べないのですが、もっと早く交代させれば良かったと思っています。我々の場合、ハウスメーカーというより(辞めてしまった)営業担当者を選んで契約したような所がありました。「当たり」の人だといいですが、ローコストだと確率は下がってしまうかもしれません。

また、上司も含めて、当事者意識の低さには辟易としていました。

彼らハウスメーカーは所詮とりまとめ業者で、実際に工事するのは基礎屋、大工、水道屋、外壁屋、クロス屋等とで、当事者意識がないような発言が言葉の端々に現れていました。もっとまともなハウスメーカーであれば、施主との会話でそのようなことを感じさせないようにすると思いますが、この辺りもメーカーとそこで働く人材の能力の問題です。

ハウスメーカーからすると、代筆は普通のことのようでしたが、我々金融機関での勤務経験者からすると偽造であり、即刻クビになるレベルです。

こういうことを平気でやっている変わった業界だと、改めて実感しました。

 

ま、ここまでやっと来ましたし、家はいずれにしても完成するので、最後まで気を抜かずに行きたいと思います。引き渡しは来週です。